釜石の話

震災や原発事故の暗いニュースのなかですが、岩手県釜石市でのちょっといい話をおすそ分けいたします。
岩手県釜石市の釜石東中学(生徒数222名)と鵜住居(うのすまい)小学校(児童数361名)で、日頃から津波を想定した防災教育に取り組んだ結果、生徒たちが教師の指示を待たず率先して避難し、
中学生は小学校の児童の手を引き、また途中で遭遇した保育園の子どもたちをも抱えて高台へ、またさらに上に上にと避難し、登校していた全員が無事だったという話です。
地域の希望をつなぐのはコンクリートの防潮堤ではなく、教育の成果であることがわかりますね。
「釜石が繋いだ未来への希望ー子ども犠牲者ゼロまでの軌跡ー」
(前半部分は日常の取り組み。後半部分が地震後の実際のレポートです。ぜひ最後までお読みください。)
「避難3原則」守り抜いた釜石の奇跡 防災教育で児童生徒無事
「防災の教え、命救った 釜石「津波てんでんこ」生かす 小中学生、高台へ一目散」
私ども環境共育事務所カラーズでは先月から救援物資送付の活動をしてまいりましたが、情報を仲介して、ご提供者から送っていただいた無印良品のノート1000冊、3色ボールペン1000本が、嬉しいことに、この釜石東中学校の生徒たちに手渡される手配となりました。4月25日(月)の始業式の日に届けられる予定です。
今後ともご支援をお願いいたします。

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