以前の号で「マッキントッシュが仕事の道具」と書いたが、実は仕事場にウィンドウズのPCもある。以前、役所関係の仕事のさいに、うちのMacと相手方のPCとでデータ交換をする際に「文字化け」などが頻発したからだ。このような慎重を要する場面では自分のところでちゃんと読めるかどうか確認してからデータを渡す必要があるからなのだ。というのは建前で、ホントの理由は「一度自分でPCを組み立ててみたかった」からである。マックと違い、ウィンドウズのPCは自分でパーツを買い集めて、組み立てることが出来る。プラモデルづくりと同じレベルの作業で手際よくいけば数時間で完成できるだろう。「へー、にしむらさんそんな趣味があったんですか」と言われそうだが、趣味ではなく一度やると決めたらやりとげるのがオトコの意地というものだ。
雑誌等で情報を収集し、東京出張の帰りにマップを片手に秋葉原のお店を回り、いちばん安い店でパーツを購入する。両手に荷物をさげて夕方京都駅に降り立ち、またまた雑誌を片手にその夜遅くには1台のPCが完成した。
安く出来上がったわりにはIntel Cerelon の700MHzという結構速い機械で、ネットワークや高速インターネットにも対応しており、DVDで映画も見られ、仕事で十分使い物になる。でもマック使いの私はこの機械であまり仕事はしたくない。
仕事をしている隣では息子がこのウィンドウズPCでサッカーのゲームをしている。