転載:毎日新聞「岩手・宮城地震:避難所に「がんばろう!」Tシャツ届く」

写真「がんばろう!耕英!」と書かれたシャツを着る耕英地区の住民がいる避難所前でボランティアをする人たち=宮城県栗原市栗駒岩ケ崎のみちのく伝創館で2008年6月22日午前10時25分、小関勉撮影
 岩手・宮城内陸地震で被災者の避難所になっている「みちのく伝創館」(宮城県栗原市)に22日、「がんばろう!耕英(こうえい)!」とプリントされたTシャツ120枚が届いた。この避難所には耕英地区の17世帯29人が身を寄せており、盛岡市の高校教諭、佐々木豊実(とよみ)さん(48)が「兄が暮らす被災地を応援したい」と自費で業者に製作を依頼し、現地へ送った。
 「がんばろう!」は白地に赤で描かれ、「団結して生活を再建してほしい」との思いを込めた。避難住民やボランティアは早速、Tシャツを着て外に出た。同地区に住み、ボランティア活動にも携わる兄の豊志(とよし)さん(51)は「力がわいてきました」と話していた。【杉山順平】
毎日新聞 2008年6月22日 20時30分(最終更新 6月22日 20時31分)

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