くりこま高原自然学校被災情報? 080623

皆様

 広瀬 敏通 :発

今日は耕英地区の避難所に設立されたボラセンに

インターネットが開設されました。

アドレスなど、メール送受信については整備され次第、

ご連絡しますので、お待ちください。

電話については昨日既報のとおりやっと開通し、

さっそくボランティア申し込みなどで活用されています。

《0228−45−6092》

9:30〜17:00にご連絡をお願いします。

今日は自衛隊、他県の消防団などが引き上げました。

明日以降は地元の消防などだけで捜索を続けますが大幅な戦力低下です。

地元住民としては「これまでご苦労様でした。」という気持ち

とのことですが、まだ10人も行方不明者がいることを考えると、

引き上げ決定は早すぎると思わざるを得ません。

一方、一時は廃村、棄村を口にされた耕英地区ですが、

住民らの強い復興の決意の声に押されて、

TV映像で有名になった陥没した道路に代わる迂回路を

建設することになりました。

不要な道路に巨額の税金が投入されていることに比すれば

これは当然過ぎる措置でしょう。

開拓者たちのムラつくりがこれで途切れなくてすみます。

しかし、道路は開通しても生活基盤を失った住民のなかには

耕英で住むことを断念する人も出ていると聞きます。

震災で本格的に『限界集落』となってしまう惧れも現実化しています。

耕英が皆さんの励ましと支援で元気を取り戻すことが出来れば

全国の『限界』のレッテルを貼られた山村も再生の可能性を

見出せるかもしれません。

つまり、世間(社会)との接点を絶やさず、集落存在の価値を

発信し続ければ、道は開けるという可能性です。

もちろん、それにはさまざまな支援の手が不可欠です。

お年寄りだけでは発信手段すらかないません。

明日は、民間の災害救援団体が複数、避難所に集まり

ミーティングを行います。

明後日にはその結果を得て、ボラセン、自然学校の今後の方向性も

一段と見えてくるに違いありません。

明るい話題をお送りしたいと思います。

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広瀬 敏通

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