【参加者募集】「NPOと大学教員のパラレルキャリアを考える vol.4」2025.12.26 京都開催!

NPOと大学教員のパラレルキャリアを考える vol.4 山口洋典さん公開インタビュー

==社会を変える複線キャリアの可能性を探る==

川中大輔(シチズンシップ共育企画/関西学院大学)と西村仁志(環境共育事務所カラーズ/広島修道大学)による、年末恒例となってきた「NPOと大学教員のパラレルキャリア」トークセッション。今年も12月26日に開催します。

NPOの実践と大学での教育・研究・社会連携を両立し、二つのキャリアを往復しながら社会を変える人材は、まだ多いとは言えません。しかし、その可能性は確実に広がっています。

では、NPOで積んだ経験は大学でどう生きるのか?

反対に、大学での研究や教育はNPO活動に何をもたらすのか?

そして、この複線キャリアは社会にどんな新しい価値を生み出しうるのか?

この問いを探究するため、2023年にvol.1を開催。企画者の予想を超える反響があり、翌年はvol.2として赤澤清孝さん(大谷大学/元ユースビジョン代表)、vol.3として平尾順平さん(広島市立大学/ひろしまジン大学代表理事)を迎え、公開インタビューを行ってきました。

今回のゲスト、山口洋典さんは、大学在学中に経験した阪神・淡路大震災でのボランティア活動を契機にNPOの世界へ。地域通貨「おうみ」や学生インターンシップなど市民セクターの多彩な取り組みを担い、その後「日本でいちばん若者が集まるお寺」として知られる大阪・天王寺の應典院で主幹として活動。「地域ネットワーク型」の社会教育・文化拠点として注目されていた同寺院の動きに新たな広がりをもたらしたことで知られています。

それらの実践経験を土台に、現在は立命館大学共通教育推進機構教授として教育研究・社会貢献の両立を追求。大学とNPOをつなぐキャリアの体現者として、その歩みはとても示唆に富んでいます。

3人それぞれの立場から、「NPOと大学の二つのキャリアがどう連動し、新たな社会をつくるのか」を深掘りします。

次世代に示す「新しい学びとキャリアの可能性」についても一緒に考えましょう。

【日時】2025年12月26日(金)18時30分~21時
    (開場:18時15分 / 閉場:21時15分)
【会場】キャンパスプラザ京都 6階 立命館大学 講習室(京都駅 徒歩5分)
    https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

【参加費】無料(要事前申込)

【対象】本企画にご関心ある方々
    –こんな方におすすめ
    •NPOでの活動と大学での仕事とのに結びつきに興味がある方
    •大学教育やキャリア形成について考えている学生や院生、社会人
    •NPOと連携する教育の可能性を探っている研究者や教育者
    •NPOスタッフや関係者でキャリアの新たな選択肢を模索している方

【プログラム】
  1.オープニング
    :趣旨説明と山口さんの紹介
  2.メイントークセッション
    :山口さんのキャリア背景、大学教員への道
    :NPOでの経験が大学教育にどのように活かされているか
    :大学での経験がNPOでの実践にどのように活かされているか
    :パラレルキャリアが社会に与える影響
  3.Q&Aセッション
    :参加者からの質問に山口さんが回答
  4.クロージング
    :山口さん・インタビュアーからのまとめとメッセージ

【ゲスト】
◎山口洋典(立命館大学共通教育推進機構教授)

静岡県磐田市生まれ。立命館大学在学中に、阪神・淡路大震災を経験。震災のボランティア活動を通じてNPOの活動に関わり始める。卒業後、財団法人大学コンソーシアム京都に勤務しインターンシップ事業等に従事する。大学院在学中に、特定非営利活動法人きょうとNPOセンターの設立に参加。2002年より大阪大学大学院人間科学研究科ボランティア人間科学講座(地域共生論)博士後期課程にて、コミュニティ・シンクタンクの展開におけるグループ・ダイナミックスを研究。博士(人間科学)の学位を取得。2004年には上町台地からまちを考える会の事務局長。2006年日本でいちばん若者が集まるお寺として有名な大阪・天王寺にある浄土宗應典院の主幹に就任。〈気づき、学び、遊び〉をコンセプトとした地域ネットワーク型寺院として「呼吸する、お寺」としての劇場空間にて展開される各事業の統括責任者として、地域に開かれた寺院の実践に取り組む。2006年10月には同志社大学大学院総合政策科学研究科助教授 、立命館大学准教授を経て、2020年より同大学教授。
  立命館大学サービスラーニングセンター 

【進行・インタビュアー】

◎川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表/関西学院大学人間福祉学部専任講師)
 神戸生まれ。青少年支援や環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。現在、同代表。全国各地で市民教育や若者の参加、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当している。(財)大学コンソーシアム京都研究主幹、立命館大学共通教育推進機構嘱託講師(サービスラーニング担当)、龍谷大学社会学部講師・准教授、放送大学客員准教授などを経て、2025年からは関西学院大学人間福祉学部社会起業学科専任教員。NPO法人神戸まちづくり研究所理事、こども家庭庁こども家庭審議会専門委員なども務める。
  シチズンシップ共育企画
  関西学院大学 教員紹介(川中大輔)

◎西村仁志(環境共育事務所カラーズ 代表/広島修道大学人間環境学部教授)
 京都YMCA職員として勤務ののち、1993年に環境教育の専門事務所「環境共育事務所カラーズ」を開業。市民、行政、企業等の環境教育、パートナーシップの現場の企画とプロデュースに携わる。同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授(2006-2011)を経て、2012年より広島修道大学人間環境学部に勤務。
  環境共育事務所カラーズ
  広島修道大学 西村仁志研究室

【申込方法】
 事前申し込みをお願いします。以下のURLからお申し込みください
https://forms.gle/3JQ5YcZqx2HGyCcp8

【主催】シチズンシップ共育企画・環境共育事務所カラーズ


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