▼先週金曜日に石川県の「いしかわ自然学校」のアドバイザー会議に出席してきました。ほかに例を見ない「ネットワーク型」のユニークな運営形態の自然学校です。今年度でまる3年となり、年間の総参加者数2万人を越える事業に成長してきました。学校や民間事業者との連携なども進みつつありますし、自前の指導者養成のしくみもできました。5年前に自然保護課のみなさんと一緒にこの事業を立ち上げていくところからの関わりですが、ここまでカタチができてきたのは感慨深いものです。
▼4年目に入って、次のステージへのビジョンをもっていきたいものですが、「いしかわ自然学校」を「県の事業」から「県の文化」に育てましょうと、お話ししてきました。
▼子どもたちが自然のなかで遊び、学ぶことがあたりまえ。キャンプリーダーや国立公園レンジャー、ネイチャーガイドが憧れのしごと。駅に降り立ったら、自転車やシーカヤックなど自然体験ツアーの案内がいっぱい。こんなことが石川県のひとつの文化になるといいなあと夢想しています。(2004.2.16)