にしむらです。
引き続き続報が入っていますので転送します。
また佐々木豊志さん自身のブログがこちらにあります。
http://blog.canpan.info/master_kkns/
——————————–
皆様
広瀬 敏通 :発
岩手・宮城内陸地震という官製名称が与えられた今回の震災ですが、
被災の中心部が徐々に明らかになり、まさに耕英地区が震災中心部
となってきたようです。
多くの行方不明者を出している駒の湯や佐々木さんの
くりこま高原自然学校が位置する山間部です。
美しい湿原やブナ林と温泉がつづく、火山性の風光明媚なこの地が
それゆえにこそ、脆い地質を露呈する形で大きな災害を引き起こしました。
陸の孤島となった耕英地区には今日まで30数名の残留者がいましたが、
今日の夕刻、さきほどですが震度6規模の余震の惧れから、
市の強い要請で、ほぼ全員がヘリコプターで下山し、
いま、栗原市の避難所に集まっています。
山上の耕英地区に残っているのは家畜や畑の世話をするために
数名程度の住民が残った模様です。
佐々木さんの奥さんの実家がこの市内にあるので、
そこで今、スタッフ全員の緊急ミーティングを行っているところです。
今後の復興に向けた青写真はまだ描けていません。
自然学校では犬は人間とともにヘリで降りましたが、
まだ鶏などの家畜の世話があり、同様のほかの住民とともに
2〜3日置きに当面、ヘリで耕英地区に通うことになるそうです。
まだ事態は流動的で、佐々木さんご自身も明日どうなるのかが
つかめない状況です。
壊れた施設、活動休止せざるを得ない自然学校、残されたスタッフたち、
膨大な復興作業。私たちの支援はますます必要となっています。
市内に下りたことで、佐々木さんの携帯とPCは使える状況になりますが、
この日報メールは当分続けることで佐々木さんと話し合っています。
したがって、くりこま高原自然学校の状況報告はこの日報で
ご覧ください。